お施主様は、慢性的な人材不足に悩んでおられたIT関連企業様です。
IT業界全体に人出不足が続く中、いかに優秀なエンジニアを確保するか、は会社の存続・発展に関わる大きな問題です。
以前は、面接に来てもらい内定を出しても、入社を辞退されてしまうケースも多くあったそうです。
引く手あまたのエンジニア側から「選ばれる」会社になるには?
そこでまず、第一印象に影響すると思われる面接室の改装をさせていただきました。
すると、企業イメージがよくなったのか内定を辞退されてしまうケースが大きく減り、お施主様も驚かれるほどの採用率アップにつながったそうです。
その後、大阪梅田のゲートタワーにオフィスを移転されることになったのですが、オフィス全体の設計・デザイン・工事を当社でさせていただくことになりました。
スクエアプラスで大切にしているのは、社長様の想いや事業の未来を見据えた意匠デザインを落とし込むこと。今回もそれを念頭に、計画を進めていきました。
まず、エントランスからは、光が溢れる窓面に向かって長い廊下が続きます。オフィスの来訪者にこの廊下を歩いていただくことで、会社の未来への期待感を感じていただくことができる仕掛けです。
光に導かれるように、アプローチを進みます。
そして応接室へと進むと、さらに素晴らしい景色が眼下に広がります。
「人が財産」「社員を大切にしたい」という社長様の想いは、ワークスペースに反映しました。
曲線を使った空間構成や、草原を思わせるデジタルプリントのカーペット、色やデザインに変化のある家具など、遊び心を散りばめています。
また、各空間のゾーニングには、壁ではなく小さな段差をつけることで緩やかにしきり、上がったり下がったりの動きで、仕事中にも「わくわくする」感覚がもたらされるようにしました。
そして、大阪梅田エリアを眼下に見渡せるという、高層階ならではの贅沢なメリットも最大限に活かしています。
わくわくするワーキングスペースは、仕事にも活気をもたらします。
その結果、「目に見えるほどの数字で離職率が下がった」とのことで、社員様の定着率アップにも貢献することができました。
同社ではその後、2年前に開設された東京オフィスも移転・新装され、ますますの発展を続けておられます。
⇒360°ウォークスルーで空間を体感いただけます。デジタルブロック様HP下方の「オフィス紹介」をご覧ください。