オフィス・店舗等 事例
ガラス扉を入ると、各ミーティングルームへの通路が続きます。通路左右には光沢のある無地のファブリックと北欧柄のガラス、天井にはミラーとキャッチ―な照明を配置しました。非日常な空間をお客様に歩いていただくことで、おもてなしの心を感じていただくことを狙っています。
ガラス扉を入ると、各ミーティングルームへの通路が続きます。通路左右には光沢のある無地のファブリックと北欧柄のガラス、天井にはミラーとキャッチ―な照明を配置しました。非日常な空間をお客様に歩いていただくことで、おもてなしの心を感じていただくことを狙っています。
ミーティングルーム1の入口に向かって通路を曲がると、千本鳥居を意識したパーゴラ状の通路に出ます。L型の格子が壁一面のミラーに映り込む空間は、格子の間から間接照明が木漏れ日のように落ちてきて、非日常感をさらに高めます。
パーゴラ状の通路を通ってアプローチするミーティングルーム1は、主に金融関係のお客様との打ち合わせに使われるVIPルームです。素材感のある石や木、デザインと座り心地にこだわったチェアを選び、落ち着いた高級感を演出しています。壁にはミラーと額縁のある腰壁を使い、狭さを感じさせないように仕上げました。テーブル上部のペンダントライトが顔色を明るく見せ、打ち合わせの雰囲気を和やかにしてくれます。
壁面上部にある窓には、既存サッシの手前に樹脂パネルをはめて、光壁のように見せています。奥の壁際にある既存収納は、通路と同じ素材のファブリックで覆って、雰囲気を損なわずに既存の設備を活かしています。
主に取引先との打ち合わせに使うことを想定した空間です。タイル壁には、アートフレームや鹿をモチーフにしたアニマルヘッドをランダムに配置し、チェアは不揃いのデザインミックスとして、アメリカの住宅のリビングルームをイメージさせる空間としました。
壁2面のファブリックの奥には、既存の収納を残しています。
ミーティングルーム2の入口前には、ウェイティングルームを設けました。書棚のフェイク柄クロスとカントリー調のチェアで、お客様をリビングに通す前に待っていただくサロンを思わせる空間です。
主に社内打合せに使うためのスペースとして、スタッフの方が出入りしやすい入口近くに配置しています。通路との仕切りにはガラスを使ってオープンな雰囲気をつくりながら、さりげなく視線を遮るために北欧ファブリック柄フィルムを貼りました。壁のウッドタイル、カラーミックスのチェアで、カジュアルなショーケースをイメージしています。
改装前は、ひとつの大きな会議室として使われていました。
使用実態に合わせて3つのミーティングルームに改装し、お客様にもスタッフの皆様にも気持ちよく使っていただける空間に仕上がりました。
所在地 | 東大阪市 |
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竣工時期 | 2017年9月 |
請負範囲 | 設計・施工 |
規模 | 床面積 約46㎡ |
特徴 | アプローチ, ミーティングスペース, 北欧, 改装, 間接照明 |