患者さんとの信頼関係を築きたい、という先生のご意向に沿い、目の前に広がる公園の緑に溶け込む、ナチュラルなイメージにまとめました。
「多くの人が歯科医院で感じる不安を少しでも軽くしたい」という先生の方針を、曲線を使ったレイアウトや、暖かみを感じられる木目やポイントカラーで表現しました。
チェアが倒れて天井を見上げると、そこは宇宙空間。
意外な素材を貼った天井や、傾斜のあるキッズスペース、カラフルな床など、「人目を惹く楽しい空間!」をテーマにした歯科医院です。
1つ1つ手間を惜しまず制作したブロック(額縁)を積み上げた、ハイデザインな歯科医院の事例。額縁の厚みによる縦横ラインの陰影や、内装壁のガラスモザイクタイル、床の大判タイルが、オフィス街にふさわしい落ち着いた高級感を演出しています。
立地のよさを活かし開口を広く設ける事で、安心して入ることができるエントランスとしました。内装も木目と間接照明を使い、できる限りリラックスできるようにしています。
”歯科医院らしくない歯科医院”を目指して、ドクターと何度も話し合いコンセプトを練り上げました。歯医者さんは怖いところ、という既製概念を払拭させるような内装で、お子さんにもまた来たいと思ってもらえるテーマパークのようなデザインを目指しています。
バス通り沿いにあるため、通行人の視線を釘付けにするような外観を考えてみました。ガラス屋根と天井が交互に見える吹抜け空間。そこから落ちる光の壁が、各診察室を分けるという工夫を試みています。床に入れたライトに反射したガラスが、無限の奥行きを作っています。
明るさの中に落ち着き感を演出することで、リラックスして治療を受けられる空間をご提案しました。
各診察スペースには、プライバシーを確保できるパーティションを配置しています。パーティションの間接照明からのやさしい光に包まれことで、緊張感を取り除く効果を狙っています。
女性をターゲットにデザインしました。プライバシーを考え、全室個室にしています。
花びらをモチーフにしたプリント。壁面にガラスを使い、院内のキラキラ感をプロットしました。
個室は閉塞感があるので白で統一しました。照明は電球色を打ち消さないよう、蛍光灯は顔付近にのみ光線が落ちるよう計画しています。
ひときわ存在感のある外観でありながら、医院に重要な温かみや優しさといった要素もしっかりと表現しています。医療施設にありがちな圧迫感や緊張感を感じさせず、リラックスした環境で患者様と向き合えるよう、広がりのある空間に仕上げました。