医院 事例
内装と連動したブロック形状の外壁には、清潔感のある白を使い、オフィス街の中で洗練された雰囲気を演出しています。ライン状の照明を施した黒い入口ゲートが、患者様を迎え入れます。
ダークウッドのブロック(額縁)とベージュの大判床タイル、アームチェアで重厚感を演出しつつ、壁面にはガラスモザイクタイルを使い、グレード感の中に遊び心のある空間としています。
受付カウンターの横にある待合室には、長椅子ではなく、個別感のあるアームチェアがゆったりと置かれています。
ゆったりとしたスペースに4台のチェアを配置し、ブロックとフロストガラスのパーティションで仕切っています。隣を気にせず、落ち着いて治療を受けていただけるスペースです。
デザインの共通モチーフとしているブロックやモザイクタイルを、キャビネットまわりにも使っています。効率よく作業できるように収納やシンクを配置しながら、医院全体のグレード感に見合ったデザイン性も両立しています。
また、裏側にある消毒室からもキャビネット内のものを出し入れできるように設計し、清潔かつ効率よく作業できるようにしました。
診察室に隣接する消毒室は、細長いスペースの両側に、キャビネットや機器類を機能的に配置しています。診察室側の壁面に設置されたキャビネットは、消毒室と診察室の両方から出し入れできるようにしています。
白を基調にまとめたオペ室は、診察室から独立した個室として、落ち着いて治療が受けられるように配慮しました。
他人の目を気にせず、リラックスして治療についての相談ができるよう、プライバシーに配慮した個室としました。
待合室の一角にあるトイレと洗口コーナー。ダークウッドのブロックデザインや間接照明など、医院全体のデザインテイストを継承しています。