2020/09/09 公開
節水型トイレと排水管、微妙な関係
昔のトイレは、1回で13Lの水を流していたのが、今ではなんと、1/3以下!
メーカー各社が競って開発を進め、
たったの3.8Lで大洗浄ができるまでに進化しています。
しかし、トイレの改修工事でよく問題になるのが、便器のその先、排水管での詰まりなんです。
トイレの排水管は既定の勾配を確保して設置することで、
重力に従って排水が流れていくようになっています。
しかし、古かったり長すぎる配管だと、節水型トイレに対応できない場合があります。
改修する前は、たっぷりの水量のおかげで勢いよく流れていたのが、
節水タイプに入れ替えたことで、最後まで流れ切らずに止まってしまう(=詰まってしまう)のです。
今回のお客さまも、4.6Lタイプへの改修工事後に、度々つまりが発生するように。
いくつか改善策を試行したのち、最終的に排水管の取り換え工事をさせていただきました。
結果、トイレ個室から排水桝までの計測値は、15秒を切るように!
それまでは、一回流しただけでは何も流れてこなかったのがすっきり、嘘のように改善されました。
→排水動画(スクエアプラスFBページへ)
節水型トイレに改修する際は、配管の状況もしっかり確認の上、ご提案させていただきます!