2021/10/08 公開
光陰矢の如し
入社2年目のスタッフSです。
「光陰矢の如し」
時が過ぎゆくのはとても早く、
10月末日を持ちまして入社2年目が終了します。
一日と一週間と一カ月が
あっという間に過ぎていきます…。
今回は、大阪府内で行った「漏水調査及び修繕」に
関してアップさせて頂きます。
あるお客様より、
「水道料金の検針票の数値が異常に
高かった(通常の3倍以上)ので、漏水しているのではないかと、
他の業者さん相談しましたが、
目視では確認できず漏水箇所がわからないので、
手の施しようがないといわれました。」
「何とかなりませんか?」
とのご相談を受けました。
訪問させて頂くと、築38年 鉄筋コンクリート造の
土地も広く建物も大きなお宅です。
隅から隅まで拝見させて頂きましたが、
お客様が仰られたように、
漏水箇所を目視で確認することは
できませんでした。
漏水箇所は恐らく地中や1F建物床下等であると
推測されますが、その日は一旦引上げました。
何か良い方法はないかと模索していると、
給水管内にガスを充填し給水管の損傷個所から漏れ出た、
ガスの濃度を検知することによって、
漏水箇所を特定するという専門業者さんに出会いました。
早速連絡を取り、資料の受け取りや電話でのやり取り、
お客様へのご説明とご承認を経て
いよいよ調査当日を迎えました。
当日の天気は、快晴。
絶好の調査日和でした。
調査その⓵
敷地及び建物内の全蛇口位置の確認及び、
特殊音響装置による給水管外部から
水音確認を行いました。
※漏水箇所が近いかどうか、
音で判別できる場合があるそうです。
調査その⓶
給水管内の水を抜き、配管内にガスを充填しました。
※ガスの種類は水素ガスでした。
調査その⓷
水素ガス検知器で、敷地内→建物内を
くまなく検知します。
※給水管の損傷個所から漏れた水素ガスの濃度が
高い所がないかを探します。
調査その⓸
水素ガスの濃度が高い所では、水素ガス検知器のランプが点滅し
アラーム音が鳴ります。
※動画でお伝えできずにすみません。
調査その⓹
調査の結果、水素ガスの濃度が高かったのは
外部2箇所(立水栓付近、風呂場前付近)でした。
※内部は検出できず。
調査その⓺
地中に埋設されている配管に、漏れている箇所が
あるかを検証します。
※水素ガスの濃度が高かった場所付近を、
掘削して配管の状態を確認します。
ビンゴ!!
本当に漏れている配管を発見できました。
塩ビ管は、10秒に1回程度
ポタっと水滴が落ちる程度の状態。
銅管は、ピンホールが開いておりプッシャーと
噴き出していました。
調査その⓻
漏れていた、2箇所の給水管を補修します。
調査その⓼
老朽化により朽ちかけていた給湯器の
止水栓も交換し、開栓し水道メーターが止まっているかを
確認します。
※水道メーターがまだ回っていれば、
他に漏水箇所があるということです。
やったー!!
水道メーターが止まっています。
それにしても、恐るべき水素技術。
ドイツの機械だそうですが、驚きました。
お困りごとがあれば、いつでもご連絡お待ちしています。
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